キーフレームアニメーション byティラノスクリプト
キーフレームアニメーションとは
任意のキーに、座標やスケールなどの指定をすれば、
指定していない部分は勝手に補完してくれるいい感じのアニメ―ジョン。
10秒で2倍に拡大するだけなら、
0秒に1倍、1秒に2倍を指定してあげるだけで、
0.1秒、0.2秒などの間の部分が保管されます。
ティラノスクリプトでは
個人的には3ステップに分けて考えています。
①キーフレーム設定
②再生設定
③実際の要素をアニメーション
私の場合は、①と②はアニメーション用の.ksに記載し、
③だけ、シナリオ部分の.ksに書いてます。
今回は↑のアニメーションの例です。
①キーフレーム設定
keyframeの名称はp_animにしておりますが、
ここは任意で好きな名前にしてください。
;▼左右揺れ [keyframe name="p_anim"] [frame p=10% x="0" scale=1 rotate="-20deg"] [frame p=15% x="0" scale=0.9] [frame p=20% x="0" scale=1 rotate="10deg"] [frame p=25% x="0" scale=0.9] [frame p=30% x="0" scale=1 rotate="-20deg"] [frame p=35% x="0" scale=0.9] [frame p=40% x="0" scale=1 rotate="10deg"] [frame p=50% x="0" scale=1 rotate="0deg"] [frame p=80% x="0" scale=1.1] [frame p=100% x="0" scale=1 rotate="0deg"] [endkeyframe]
左右上下の移動がないのですが、
x="0"の部分をx="10"みたいにすれば、移動もつけられます。
縦方向の場合は、y="10"みたいにします。
p=●%の部分が、キーの場所となります。
②再生設定
①キーフレーム設定したものを、
「何秒」で「どのように」再生するかを設定します。
kanimの名称もp_animにしておりますが、
keyframeの名称とバラバラでもOKです。
個人的には間違えにくくなるよう同じにしております。
;音符揺れ_1回 [macro name="p_anim"] [kanim name="p_anim" keyframe="p_anim" time=2000] [wa] [endmacro] ;音符揺れ_繰り返し [macro name="p_anim"] [kanim name="p_anim" keyframe="p_anim" time=2000 count="infinite"] [endmacro]
便宜上[macro name="p_anim"]のように、マクロでくくっていますが、
べつにマクロ化する必要はないです。
count="infinite"を付ければ、繰り返して再生され
付けないと1回きりの再生となります。
1回だけの場合は、[wa]を記載して、再生待ちをしても良いかもです。
③実際の要素をアニメーション
今回は画像ボタンをアニメーションさせます。
button name="p_anim"のp_animは
kanim name="p_anim"のp_animを呼んでいるので、
別の名前にする際は、両方同じ名前にしてください。
;音符の画像ボタン [locate x=0 y=475] [button name="p_anim" graphic="frame_note.png" target=*sound01] [p_anim] [s] *sound01 [cm] シナリオへ続く。[l][r] [cm]
まとめ
ちょっとアニメーションするだけで、
結構いい感じになりますね!