そして私はミンティアで生きようと思った
ミンティアとは
手軽にリフレッシュ!
ミント系からフルーツ系までの幅広い商品ラインナップで様々なシーンに対応。
スリムなオリジナル容器が特長のシュガーレスタブレット。
(画像はただの錠剤なので、あしからず)
私は特別ミンティアが好きな訳ではないが、食べると美味しいのがミンティア。
フリスク程強烈に舌に来るわけではなく、飴程甘ったるい訳ではない。
丁度良いサイズ感なのがミンティア。
会社には、お金を箱に入れて取ることができる、お菓子箱が置かれていたのだが、
そこで100円で食べることができたのもミンティアだ。
昼食があまりにも面倒だった
当時、勤めていた会社は、ビルのそこそこ高い位置にあり、お昼ともなるとエレベーターで他人(同じ会社ではないスーツな方々)と同じ空間に閉じ込められてしまう。
当たり前と言えば当たり前だったのだが、これが非常に苦痛だった。
強い空腹を感じるならば打ち勝てたのかもしれないが、そこまでのモチベーションはまるでない。
気分転換に外に出ようと思っても、時間通りに戻ってこないといけないので、気分転換にはそんなにならない。
座席で食事を取ろうと思ったが、座席で取りたい程のモチベーションもない。
そうだ!ミンティアだ!!
仕事の手を止めなくても、そこそこ手軽にクールな気持ちになれるのがミンティアだ。
私は、昼食にミンティアを選んでみた。
100円で買える、ミンティア一つを、お昼の1時間に食べる。
意外と、胃には溜まるし、なんとなく頭もスーッとする感じがして、悪くない。
正直、仕事への影響はなかったし、何も食べないよりは空腹感もなかったので、これは奇跡的な発見のように思えた。
これ以上ないナイスアイディアに、確か1,2カ月は続けていたように思う。
ミンティアはご飯じゃなかった……
そう、ある時私は気が付いた。
「手が震える」と。
震えると言うか、痺れると言うか、左の親指付け根あたりだったので、直ちに影響はなかったが、
とにかく違和感がある。
その時の食生活は、下記の通り。
朝:食べない
昼:ミンティア
夜:コンビニ
なるほど。不健康だ。
最初から分からなかったのかと思う程の不健康だ。
気が付いてから私は変わった。
「おにぎりにしよっと」
同じ100円(厳密には100円+消費税だったのだが……)であれば、おにぎりで良かったじゃないか。
まぁ、コンビニに行くのも人がいて面倒だったと言うのが理由なのだが、
手が震える方が、問題が大きいと判断ができた。
そう、ミンティアはご飯じゃなかったのだ……
面倒くさいを優先し過ぎると、体を壊しかねないよ。
という、そういうお話。