ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

MPで生きている人間はこうなる

HP(体力)とMP(精神力)で自分を考えてみた

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私の場合、HPが圧倒的にない。
もうこれは、体質的な問題であり、努力もしなかった結果だ。

ペットボトルのふたを開けるにも、苦労したことがあり、
ホームで買った飲み物を、電車で飲むため開けようとしたところ開かず、
恥ずかしさを隠すために、なぜかラベルを読みだすと言う行動に出た。

これだけではないが、私を知っている人で、
私に体力や力があると言う人は、まぁ居ないだろう。

一方、MPの方はと言えば、無駄にある。
というか、MPをコンバージョンしてHP化しているレベルだ。

前日に点滴3本打ってようと、翌日は気合で会社に行ける。
会社であまりに具合が悪かった時も、
お昼に注射を打って、何とか最後まで働く勢いだ。

なので、MP特化の人間が、
どういった事象に見舞われるのかを紹介をしてみる。

①時間通り出社しないで……って言われる

「遅刻しないで」って言われる人は周りにいくらでもいた。
しかし、私の場合は違う。
「少しくらい、遅刻して……」と言われてしまう。

時間通りに会社に行くことは、
もう、自動設定してあるので、あまり難しくなく、
アラームが鳴るように、何も考えず、ボーッとしていても出社できる。
もはやそこに意識はないので、
私にとっては「遅刻する」というイレギュラー行為の方が、難しいのだ。

②出社後に倒れる

そう何度も起ったことは無いのだが、
多分、会社で複数回倒れた人は凄く少ないと思う。

なぜかと言えば、体調が悪ければ、出社する前に休むからだ。
しかし、私の場合は体調が悪いかどうかが良く分からない。

MPにより、感覚が微妙にマヒしているので、
「ちょっとしんどいなぁ」が「休むべき」なのか分からないからだ。
そして、体が動くなら、自動的に出社しているので、
気が付いたら、出社が完了しているという寸法だ。

他の人が、休んでいるときの、
肉体的しんどさを、感覚として共有できるデバイスがあれば、
どのラインになったら休むべきかの設定が可能なのに、
残念ながら、今現在そのようなデバイスはない……

③気分で成果にムラが出る

作業スピードと、クオリティに、すごくムラが出る。
低空飛行の時でも、一般的には普通の作業スピードなので、
仕事に大きく問題はないのだが、
大きな問題が出てしまうので、
仕事にならないくらい下がってしまうケース。

こうなってしまうと、下がった要因を取り除く必要があるので、
すごく面倒になってしまう。

「上司が嫌」という、一般的には我儘な理由もあり、
(私としては、具体的な理由はあったけど、所詮主観なので割愛)
その時は、さらに上に掛け合って部署移動をしてもらった程だ。

もちろん、いつもそれが通るわけではないので、
要望が通らない代わりに、要因の○○は除いてもらうとか、
折り合いはつけていたつもりではあるが、
面倒な人間である事は全くもって変わらない……

④マッチさえすれば成果がすごく出せる

誰でもそうだよ。
という声はあるだろうが、MP特化はその勢いが強い。

何故なら、セーブする制御機能がないため、
自分がやりたいことであれば、
何時間でもそのことについて考え続けられるから。

そして、周りがどう思うかは別として、
自分の中で答えを出して前に進めようと動くから。

MPが弱めだと「周りと意見が食い違うかも……」となりやすいと思うが、
食い違うのは当然なんだから「言うだけ言おう」と私は思う。
(どっちが正しいとかじゃないけどね)

社会に向かなすぎる!

社会で生きるには、向かなすぎる事は自分でも分かっているのだが、
生きるためには、こんな私でも働かなければいけない。

とりあえず働くだけなら、なんとかやっていけそうなのだが、
1点大きな問題がある。
「セーブできないのなら、いつか死ぬのでは?」
という、ささやかながら重大な点だ。

今のところ、倒れるくらいではあるのだが、
倒れた所が道だったら?
電車のホームだったら?
階段の最上階だったら?
など、疑問は尽きないし、
単純に、体に負荷を掛けすぎれば限界が来ることも、想像は難しくない。
ただ、今すぐかと言えば、まだまだ遠いとは思うが……

死ぬのは嫌なのでちょっとだけ対処

感覚的な制御が聞かないなら、見える化すればいい。

・勤務時間を必ず確認する
 →先月と比較してどうか、その数字は多いのかを確認。
・タスクの実績と予定を必ずつける
 →作業量が、明らかに多い時は、時間が多少短くても注意。
・肉体、精神状況の1行日記をつける
 →俯瞰して状況を見る。
  精神の方が悪そうなときは、食事量、休憩量を減らす。
  (最近サボってるけど、サボってる時点で本当はダメ、余裕がないから)

これで本当に改善できているかは謎だが、
やらないよりは、ちょっとだけマシになってるかなと思う。

MP型の人は、頑張り過ぎてしまって、体を物理的に壊したり、
場合によっては命が危険になっている事があるから、
感覚的には大丈夫だと思っても、俯瞰して見た方が良いかもねってお話でした。