ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

年上と働きたくて働きたくない

年上とはなにか

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普通に考えれば、自分より1歳でも上なら年上なのだが、
今回は10歳以上を、年上という定義にしている。

仕事において、5,6歳だと、普通に上下どちらも居るからだ。
働きたいとかそれ以前に、
もうそこら中にいるのだから、何もいう事はあるまい。

生まれたときから年上に囲まれていた

兄妹もおらず、従兄とかもいないため。
私の一番年齢が近い親戚は、+20歳オーバーだった。

当然ながら、幼い私は甘やかされる。
ただ、1人しかいないから慣れていないのか、
甘やかされつつ、結構自由に生きていた。

そのせいか、年上というのは、
基本的には甘えていい存在だと言うのが、
幼少期の私の印象だ。

学生時代はどうだったか

ここで言う年上は「先生」になるのだが、
先生はどうにも苦手だった。

明らかにロジックが通っていない事でも、
指摘した方がさも間違えているかのように言われる。

今思えば、それは役割の違いで、
「生徒」と「先生」という関係性は、
先生の言う事が正しくなければ成り立たない。

勿論人間なので、そうではない事もあるだろうか、
そういった物は、時にもみ消されてしまうのだ。
(普通に説明してくれる人も結構いたけれども)

社会人は難しかった

OJTについていた人は年上だったのだが、
なんと、私が調べてやっている作業が、
できない人がついていたのだ。

なにかトレーニングできるとは思えない。
そして、それは相手の人も分かっていた。
なので、特に何か言われることは無くて、
取りあえず、資料の置き場所とか、
そういうのを聞く人という感じになっていた。

今まで、家族であれ学校であれ、
年上という人は「役割」自体が違うことしかなかったので、
同じ立場の年上というのが、
どう接していいのか分からなかったのだ。

そして生まれる失礼な人間

分からない。そして、分からない。
結果として、サークルの先輩くらいの扱いとなった。
つまり、結構フランクな人間だ。

敬語は使うのだが、まぁちょっと慣れるとすぐ外れる。
サークルの先輩くらいなのだから仕方がない。
それ以外の、扱い方法はわからないのだ。

業界的に許されたのか、
それでそんなに怒られたことは無いのだが、
まぁ裏で、偉そうだのなんだのは、多少言われていた事だろう。

こういう時、裏で言ってたよって優しく教えてくれる人がいるけど、
そんなに聞きたいわけじゃない。
しかし、黙っているのも心苦しいんだろうなと思って、
取りあえず半笑いで聞く事にしている。

年上の良い点

①優しい事が多い
人にも勿論よるけど、傾向としては多い。
力を抜くポイントや、真面目に聞くべきところを、
今までの経験でわかっているのだろう。余裕を感じる。

②奢ってくれる
これは、何気に嬉しかった。
自分も人に奢ろうと思った。
「お金を払う」という事に価値を見出したのではなく、
自分の時間を割いて、ご飯とかに誘って、
その上支払いも行うという、気遣いが良かった。

③味方に付けると強い
困っている事とか、頑張っている事とかを、
ちゃんと伝えていけば、分かってくれる人も多い。
その結果、立場上の権力を使って、
時にルール通りの事を行えない状況になっても、
守ってくれたりする。

年上の辛い点

①老婆心が時に老害に変わる
食事は食べた方が良いとか、運動した方が良いとか、
当たり前の事を言うのは勝手なのだけど、
あなたの作業をしていなければ、
食べる時間もあったんだよって思うと、魂が震える。

②意外と作業ができない
人に寄るんだけど、作業が早くない人は多い。
多分、若いころにしていた実務と、
違う部分の管理になっていたりするからかなと思う。

あとは、ツールは色々新しい物が出てきているから、
慣れるのに時間がかかっているのかもしれない。

③ふわっとしている
決める立場の人であっても、結構ふわっとしている。
そして「提案してくれないと」とか「説明してほしい」とか
言われることがあるのだが、
なにを求めているのか分からなければ、どちらも非常に難しい。

そして、難しいから時間を使って作業をしていると、
「そんなに働かないでほしい……」と言われる。
(難しい……)

まとめ

子供の時の記憶から、
根本的には年上が好きなんだろうと思う。
(甘やかされるからという、とてつもなく子供っぽい理由で)

ただ、そこには勝手な理想とか、期待が含まれているから、
現実がずれてしまった時に、嫌になっちゃうのだろう。

たまにはそういう事を考えつつ、
自分にやれることをやっていくのが一番なのかな。