ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

私がゲーム業界を選ぶまで

働くという事

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大学を卒業してから、今現在、
ゲーム業界でしか働いたことがない。

そして、他の業界は目指したことがないので、
選ぶというか1択だったわけなのだが、
どうしてこの道になったのか、ふりかえってみる。

最初に触ったゲーム

コンパイルの、ディスクステーションのゲーム。
PC98だったことは覚えているけど、
さすがにどの号の何だったかは覚えていない……

「あっぷるそーす」と呼ばれる、
画面のクリックして、場所によって反応があるという、
ゲームがとても楽しかった。

ひらがながそこそこ読めるかなー
くらいだったので、RPGはだいたい積んでいたので……

とはいえ、自分の行動によって、
画面上のなにかが反応するという体験は面白くて、
中々家に居ないお父さんと、
ゲームを通してそういう体験を共有できることは嬉しかった。

最初に触ったコンシューマゲーム

セガ・マークIII
麻雀ゲームと、阿修羅をやっていた。
まだ小学校にもなってなかったのかな。

コントローラーの方向キーに刺さっていた、
ゲーセンのアレを小さくしたような棒が、
親指に食い込んですごく痛かった。

阿修羅は、最後まで行けるような事はなく、
だいたい3面くらいでいつもゲームオーバー。
麻雀は、ルールが分からない。

それでも、すごく楽しかった。

小学校の夏休みはゲーム三昧

友達の家で、朝から夕方までやっていた。
家でもやっていたので、今では考えられない程ゲーム三昧だった。

小学校低学年までは、かなりニッチなゲームを遊んでいたので、
小学三年生以降で、よく知られるものをやっていた感じだ。

この時期がなかったら、本当に偏りまくったゲームしかやらず、
今、会社の人とゲームの話で盛り上がれる世界はなかっただろう……!

家ではPCで「うるうる」「Angelic Vale」とかしていたけど、
友達の家では「クロックタワー」「ファイナルファイト」とかしてた!

色々なゲームで遊んでいたから、
なにがすごく思い出深いというのも難しい。
楽しいもの、楽しくないもの(好み、好みじゃないって事ね)もあって、
その過程も含めて、楽しかったなぁという思い出だ。

高校はとりあえず美術系へ

あんまり深い意味はないけど、
ゲームとか、漫画とか、そういう話ができる所に行きたかったのかな。

あとは、美術はどうもうまくならなかったので、
専門的な学校へ行けば、手法が学べるのかなと思った。

ピアノは幼少時やっていたので、
「次は絵だろ!」と考えていたのかもしれないが、
何も考えてないのかもしれない……

ちなみに、そんなに頭は悪くなかった。
(あ、あくまで中学までの話ですよ)
英語は絶望的だけど、数学は良かったので、
平均値で考えれば、ちょっと頑張れば、
学区内2,3番目の高校は目指せるくらい。

ただ、その「ちょっと頑張る」を、
やる気持ちも、意味も見いだせなかったのだ……

最初にゲームを作った

大学入ってすぐ、色々調べながら、
1年くらいかけてミニゲーム作った。

音楽も、絵も、プログラミングも、
今思うと全然綺麗じゃないんだけど、全部一人で作った。
(わかんない所は、教えてもらったりしたけどね)

楽しかったかといえば、
リアル血を吐く程の苦労ではあった。
だけど、だからこそ、形になった時はとても嬉しかった。

美術系なので、絵とか物とか、
苦労して作品を完成させる経験はしてきたのだけど、
(ピアノでも、発表会前日まで完璧に引けなかった曲あったし……)
形になった後に、更に遊べるというのは、とても素敵だった。

そして社会人へ

大学が終わったら、働かないといけない事はわかっていた。
ただ、なりたい物もないし、やりたいことがあるわけでもなく、

やる気もないのにできないので、
大学で専攻していた道にも進む気持ちになれなかった。
平面じゃなく、立体の経験をしてみたかっただけなので……

大学の専攻自体は、物を作る為の考え方とか、プレゼントとか、
今でも役に立ってるものがちょこちょこあるので、良かったと思う。

そうなると、就職活動やる気になれる業種しかないわけで、
それが、ゲーム業界だったという感じだ。

企画職で進めたのは、
絵を描きたいわけでも、プログラムを作りたいわけでもないので、
それを突き進んでいる人には実力は到底及ばないけど、
広く浅い知識が、一番役立ちそうなのはどこかな?と考えた結果だ。

結果、簡単な3Dモデル作ったり、簡単なJavaScript書いたりしたので、
そんなに外れた選択でもなかったかな。

さいごに

自分の場合は、ゲーム業界で得たお金で、
ゲームとか漫画とか買うという、
可能な限りゲームにまみれた世界で生きていたい。

それ以外に幸せな道はあるのかもしれないけど、
模索する気も起きない程に、そうしたい。

なので「趣味でゲーム作るなら、ゲーム業界に居ない方が時間取れるよ」
とか言われても、(言われたことは無いのですけども)
ゲームと関係ない仕事をしている平日1日8時間が、既に生きていられないので、
その選択肢は選択できないのだ。

全然格好良くないけど、私はそういうもんなんです。