ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

「トラウマは存在しない」……あるわっ!

「嫌われる勇気」という本がある

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嫌われる勇気とは、アドラー心理学を、
対話形式の物語で教えてくれる本だ。

語弊が多分あるけど、気になったら本読んでねって感じ。
私は、続編の「幸せになる勇気」も読んだ。

「嫌われる勇気」の方では、
「トラウマは存在しない」と言っている部分がある。
だいたいの部分は「そういう考えもあるかぁ」と思っていたが、
さすがにトラウマはあると思う。

トラウマの意味を考える

「大きな精神的ショックや恐怖が原因で起きる心の傷。精神的外傷。」
な、なるほど。

「外的内的要因による肉体的及び精神的な衝撃(外傷的出来事)を受けた事で、
 長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す。」
あ、ちょっとわかってきた。
何らかの衝撃で、長い間、行動や思考に悪い影響が出てしまうという事ね。

意味を考えれば、やっぱりあるなぁとしか言えない。

ちなみに「嫌われる勇気」の場合は、
「それは自分がやらない言い訳を自分で作っている」といった感じで、
トラウマの存在を指定している。

例えば、カッターで指を切ったから、
長期間カッターを使えない状態に陥る。という現状の場合は、
「使えない状態」である事を自分が望んでいる。
(「お母さんから優しくされるとか」「代わりにやってもらえるとか」)
自分が望んでいるから、できないんだという感じだ。

カッター使えない時点でトラウマだよ!

カッターの例は、私が実際小学校の時に発生したものだ。
ガラスの仮面のドラマ版を見ていたら、
姫川亜弓さまに集中してしまって、結構やってしまった。

その後、小学校卒業くらいまでは、本当に怖かった。
親からも、1年くらいは使用禁止と言われた。(図工は除く)
今はもう大丈夫だけど。

カレー食べて救急車運ばれたこともあるけど、
hiyokk0.hateblo.jp
その時も、カレーの匂いだけでわき腹が痛む時期があった。
ハヤシライスでも、違和感があったのだから、
フラッシュバック(痛覚あり)しているといっても過言ではない!

これが、トラウマではなくて、なんというんだ。
カレー食べれないのは、別に自分が望んだ世界ではないよ!!
元々食べれてたカレーを、食べたくない言い訳ってなんだよ!
(服が汚れたくない人なのかな……?)

という訳で、本が何と言おうが、
私の中でトラウマはあるのである。

トラウマ克服方法

すごい重たい場合は、これでは改善できないのだけど、
少しトラウマ程度なら、なんとかなる方法。

・トラウマと同じ行動を取る

これだけだ。

例えば、カレーの例で言うと、
ハヤシライスなどから、ゆっくりと食べていくようにした。
「食べても、救急車に運ばれない自分」という、体験を繰り返して、
大丈夫だという自信をつけたのだ。

もう一つの例では、
一時期深夜に帰ることが増えて、
帰り道に絡まれる事が続き、夜帰るのが怖くなってしまった。

その時には下記2点頑張って、短期間で帰られるようになった。
①人と帰って自信をつける
②違うルートでかえって自信をつける

重たくない物ならば、
悩む前に解決に動けそうならば、早めに動いた方が良い。
「帰りたいけどこわいなぁ」と悩む時間は、悶々とするので……

トラウマはあるけど克服に向けて歩める

やっぱり、トラウマはあると思ってるけど、
「克服できるかは自分の行動次第!」でもあると思う。

小さなことから、どうにもならない大きな事まで、
世の中にはいっぱいあると思うけど、
思い悩みすぎず、とはいえ、時に思い悩んで生きていきたいね。