ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

「話が通じない」はお互いさま

「話が通じない」ってなんだろう

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私的には下記3種類かなと思う。

■①話している内容もわからない
○一例
A:「SVNのチェックアウトお願いいたします」
B:(SVNってなに……?)


■②内容はわかるがかみ合わない
質問している答えが来ないのがこのパターン。
○一例
A:「Bさん、資料は予定通り17時までには完成しますか?」
B:「資料作るの時間がなかなか取れなくて」
A:「一番優先してほしいとお願いしていたと思うのですが……」
B:「簡単な別作業からはじめてまして、もう少しで終わります」
A:「そうですか。資料は17時に間に合いますか?」
B:「すみません。今の作業がもう少しかかるので……」
A:(完成するかを教えて……でも、多分これ、完成しない)


■③内容はわかるが思想が違う
決める人かどちらかが譲らないと、どこまでも平行線になるのがこのパターン。
○一例
A:「3DモデルはMayaですよね」
B:「今回はBlenderでも良いのではないですか」
A:「Blenderは少ししかわからず、Mayaが得意なのですが」
B:「他の人は、Blenderもかなり使えるので、この機会にスキルアップもありではないでしょうか」
A:「自分的にはMayaが一番です」
B:「自分的にはBlenderも良いと思います」

話が通じないと疲れちゃう

イライラしたり、悲しくなったり、会話する気が失せたり、勝手にしてくれと諦めたり、
感情は人それぞれだと思うが、
「話が通じない。わぁポジティブ!」な人は、なかなかいないと思う。

じゃあなんでかと言えば、
「理解しあって、一緒に進めていきたい」という思いが根底にあるからではないからだろうか。
だから、伝わらない事、理解してもらえない事は、頑張っているほどストレスになるのだと思う。
特に、互いを尊重できないような「力でねじ伏せる」「責め立てる」ようなやり取りが発生すると、本当に不幸になってしまうと思う。

○力でねじ伏せる
・権力者が何も説明せず強引に押し通す ※進めるには必要な時もあるが
・ぶん殴る ※もはや犯罪である

○責め立てる
・相手の提案の穴を執拗につく ※パーフェクトな提案などない
・失敗をただ責める ※行動すると失敗は生まれる
・言葉や文章が強い ※無意識にネガティブな精神状況が出てしまう場合もある

疲れないようにするにはどうするか

「めげない気持ち」「諦める心」が大切。
最初から、どんな話も通じる人はいない。
情報を共有していて、同じ情報をインプットすることで出来る話が広がっていく。
それを頑張るのが「めげない気持ち」

頑張るには「頑張れる!」という気持ちが重要。
頑張れないくらい疲れてしまっているなら、
そのコミュニティから離れたりするのが「諦める心」

■①話している内容もわからない
○めげない気持ち
・伝える側は、相手が分かるように説明する。
・伝わらない側は、自分で調べたり知識を付ける。

○諦める心
・伝える側は、わからない物は話さない。
・伝わらない側は、わからない、理解も難しい旨ちゃんと伝える。


■②内容はわかるがかみ合わない
○めげない気持ち
お互いがかみ合っていない事を理解して、
かみ合わな個所の特定と、要因を話し合って前に進める。

○諦める心
・第三者を入れる ※仕事だとこうなりやすい
・その人と会話しない ※私生活だとフェードアウトとかになるのかな?


■③内容はわかるが思想が違う
○めげない気持ち
思想の問題に正しい、間違いはないので、
目的にマッチしているかで話し合う。思想の議論はしないよう両者気を付ける。
提案系なのであれば「ここは○○さんに確認しよう」と、
思想のぶつけ合いになる前に進める。

○諦める心 ※②と同じ対応
・第三者を入れる ※仕事だとこうなりやすい
・その人と会話しない ※私生活だとフェードアウトとかになるのかな?

さいごに

「話が通じない」という話をするとき、相手が悪いかのように言ってしまう事があるから、
「それは違うんだよ」と言いたかった。

そして、会話しようとしている時点で、
最初から相手に悪意があるケースは限りなく少ないと思ってる。
だから「自分は自分」「相手は相手」
で、折り合いをつけられるところが増えればいいなと願っている。

気にし過ぎでなにも会話できないよりは、
話が通じなくても「そんなもんだ」「じゃ、どうしよっか」と気楽にいいたい。


私は、人の心が本当にわからなくて、意図せず傷つけてしまう事も多い。
理屈としての理解はできる場合があるため、後々考えて「なるほど……」となるが、
会話は1つ1つ推敲できないため、気を付けても発生してしまう。

また、人によって傷つく事が違うし、同じ人でも誰から言われるか、
その人の精神状況でとらえ方が変わるので、無理ゲー感が凄い。

逆に、ネガティブな気持ちになり過ぎると、そんな事も考えられず、
相手が傷付くだろう言葉を選んでしまっている事がある。

ただ「最初から傷つけたいのか?」と問われれば、それは絶対に違うといえる。
初対面で、そこまでの感情になれるほど、感情が豊かではない。

耐えて、耐えて、耐えた先に、いろんなことに疲れてしまってそうなる。
(不幸が重なって、疲れちゃう場合もあるけど)
なので、疲れ切る前に「諦める心」が持てるようになるといいな。
諦めるにしても、ちょっとタイミングが遅い事が多いので……

命はひとつしかないから、大切。