ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

面接で落ちても傷付く必要はない

面接はとても面倒

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就職するための面接の話をしていくのだけど、
私は、学生時代から考えて3回くらい機会があった。

①学生から社会人へ
②転職
③転職

元々面倒な事が苦手で(自分がやりたいことは別だけど)
面接というのは面倒の極致だった。
しかも一方的に落とされるから、凹むような時もある。

なんで面倒かと言えば、私の場合は下記だ。
①エージェントとのやり取りが大変
 とはいえ、自分で動くのも探したり、連絡したり面倒。
 エージェントの方が、自分的にはまだマシだった。
②書類を作るのが大変
 履歴書、職務経歴書、普通に間違えちゃう。
③入りたい会社(自分に合っているかどうか)が分からないから
 面接受けてみて「あ、ここは違うわ」となっちゃう
④自分から会社まで行かないといけない


ここまで面倒くさい事を乗り越えて、
入りたい会社に入れなかった場合は、落ち込んだり悔しがるとは思うが、
それで傷付く必要はひとつもないよってお話をする。

①取る側が結構素人

私が居た会社がたまたまそうなのかもしれないが、
面接官も、それをしっかり学んできている人ではないので、結構運な所がある。

運が悪かったと落ち込むことはあっても、
運が悪くて傷付く必要はない。
むしろ「私を取らなくて残念だったな」くらいの気持ちで次に行くと良い。

何をもって素人と言っているかなんだけど、
私の場合は、下記ができているかどうかで判断している。
・どういう経由で来た人か
・何のために面接まで進んだのか
・事実と感想を混ぜずに判断しているか
 そしてその判断は、何のために来た人なのか理解して行われているか

②募集要項よりもっと狭い人を探している場合がある

例えば、本当は女性は取らないと決めていたとしても、
募集要項としては差別になるので、性別はだいたい不問になっている。

「女性だからNG」というよりは
「女性だと、こういう性格の人が多くて、○○さんと相性が悪いため」みたいに、
理由がある物なので、その問題がクリアできれば女性でもいいんだろうけど、
ハードルが跳ね上がっていることを、受けているこっちは何も知らない。

採用は、会社都合で行われるものなので、
タイミングが悪かったんだなと思っても、やっぱり傷付く必要はない。

③見る目があるとは限らない

自分が面接官をして思うのが、
「能力があるのかなんて、この30分でわかるかっ!」だった。

幸いな事に、自分の場合は、技術的な能力ではなく、
会話能力とロジカルな思考が必要なポジションを見ていたので、
何を見たいか決めてある質問内容を必ず混ぜることで確認するようにしたけど、
面接で見る物というのは非常にあいまいで難しい。

これは自分だけじゃなくて、面接する多くの人がこっそり思っていると思う。
なぜならば、
「なんでこの能力でこの会社落ちたんだ……」
「どうしてエクセルもできず入ってこれたっ!」みたいな人はちょこちょこいるから。

ちょこちょこいる。程度に抑えられるのが、人間の限度だとも思うので、
やっぱり「私を取らなくて残念だったな」くらいの気持ちで次に行くと良い。

④チャンスはまた来る

学生自体の時は、
「ここに入れないと死んじゃうんじゃないか」くらいの気持ちで居たが、
まぁ、そんなことはなかった。

一度辞めていった人も、出戻ったりするくらいなので、
(出戻りを禁止にしている会社もあるので、そこは注意!)
本当に入りたい所に落ちてしまっても、それで一生終わりではない。

最初から入れなかったんだから意味ない。後で入っても遠回りだよ!
って思うかもしれないが、意外とそんなこともない。
自分が何を望むか次第だけど、必要な遠回りも絶対にある。

最後に

・心に理不尽な程強い痛みを感じる
・自分を否定された気持ちになる
・自分がやって来た事って意味ないのかなって思う
書くにあたって、↑みたいになる事を「傷付く」と定義した。

意味はあるし、たまたま落ちたからって、
長い人生においてはちょっとした事なので、傷付いて動けなくなるよりは、
ちょっと落ち込んで前に進んだ方が気楽になるんじゃないかなと思う。

ちなみに、面接だけでいれば、
通る確率をテクニックで上げることはできるし、
逆に、こういう所は入らない方が良さそうと気付けるポイントもあるのだけども、
それはまた、別のお話し――