ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

ポジションが先か能力が先か

どうやって仕事内容は決まる?

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仕事を割り振る側になって、大きく分けると下記3つだと思う。

■①ポジションに合わせる
新卒なら、新卒(履歴書など見て出来るだろう)作業、
ディレクターとして入社したらディレクター作業。
採用時に期待した事を任せるのがこれ。

■②実績から考えて依頼する
ポジションは入社2年目でも、能力がそれ以上にあれば難しい作業になるし、
逆にリーダーとして採用しても出来なければ作業は調整される。
多くの場合は「①ポジションに合わせる」を一度試した後に行うのがこれ。
ここで、本来のポジションとずれた作業を長く続けると、
ポジション自体が変わってくる。

■③やる気に期待してみる
できるかはわからないが、本人にやる気がある場合、
そのやる気に期待して任せてみることがある。
これは本当にデッドオアアライブ
感覚的に言うと、実績がポジションより上の人であれば、成功する可能性はあるが、
実績が下の人には触れる作業がなくて、仕方なくこの選択をすることがある。
「別の、本人がやりたいことであれば成果が出るのではないか」そんな気持ちだ。
しかし、結果はだいたい失敗する。

でも、失敗したという結果は取れるし、完全な失敗ではなく、
他の作業を振れるかどうかを様子見するきっかけになる事はあるので、心を強く持つのだ。

私の結論はポジションが先

新卒当初は「能力を上げるからなりたいポジションにつける」みたいな事を言われた。
それは理想だと思うし、正しいとも思うのだけど、結局先なのはポジション。

どんなに能力がなくても、
ディレクターとして入ってきた人はそのポジションの仕事をして、
できなければ、周りに仕事が押し付けられる。
プロデューサーとして入ってきた人は、
自分の判断が正しいかのように物を言ってくる。(もちろん全員じゃないよ、一例だよ)

逆に能力が高くても、
ポジション的に閲覧できない資料があったりして、
その部分の作業のしりぬぐいをすることはどうしてもできず、
周りの人に謝ったり、お願いしないといけない事が出てきてしまう。
謝罪はやらかした人がやるとは限らない。

実例として、私は人との連携ができないから、
○○というポジションにはできないと言われていたのだけど、
転職前も、転職後も普通にできている。(もちろん失敗もあるけどね……)

多分、元々のポジションも人が枯渇していた事と、
○○は人数的には足りていて、
年齢層が高かったので会社方針的にできなかったのだろう。
ただの会社都合なので、本当になりたいなら見切りをつけた方が良い。

ポジションは後からついてくる

ポジションは実力で勝ち取ればいい。
今の会社ではどうしても難しければ、別の場所に行けばいい。

でも、価値があるのは能力だ。
必要な能力は、所属する組織によって違うから、
評価されるには自分の能力に環境を合わせる必要はあるけど、これは絶対間違いない。

環境が合っていて、自分がしっかり能力を発揮できているならば、
必ずポジションはついてくる。というかついてこさせよう。

さいごに

仕事はお金の為にやってはいるのだけども、
元々目指していた業界なだけあって、線引きが難しい。
頑張れるなら頑張って、ちょっとでも良くなればなって思ってしまう。

その結果、本来の業務じゃない事も増えて疲れてしまって、
「本来の担当がやってよ」「自分より早く帰ってる人いるじゃん」と何度も荒んできた。

でもまぁ、本当に嫌になったら逃げればいいし、
その努力を見ている人は居るから、無駄じゃないんだよ。

そういう事が言いたかったのでした。