ひよっこ blog

ゲーム制作について、作ったものや思ったことをつらつら書いていく予定

優しさが苦痛に変わる時

良かれと思ってはじめたのさ

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タイトル的には「優しさ」と書いたのだけど、
私は優しい人間とは程遠いので、素直な意味での優しさとは違う。

単純に、周りの人の仕事を、良かれと思って引き受けていた。
もちろん、全くできない物には手を出さなかったけど、
少し頑張れば大丈夫そうなものは頑張ってみた。

あの頃は、職場から家が近かったこともあって、
時間だけはかけられたから、
多分、周りが予想したより進みが良かったんだろう。

最初は「ありがとう」「助かるよ」って言ってくれるし、
多少、体がしんどくても嬉しかったように思う。

あれ、いつの間にか私の作業に……?

あくまで、一時的な手助けとしてやっていたつもりだった。
元の作業者が落ち着いたらやって欲しいし、
人手が足りないなら、採用を進めてほしい。

しかし、普通にやってるように周りからは見えるのか、
何度も何度も言わないと、人が足りていないと伝わらない。

このフェーズに入ると、
「この作業の手が足りない」とアラートを上げる事すら、
私の作業となっているのだ……

そして、勤務時間が長いと注意を受ける

私の場合はここが「苦痛」ライン。

自分の作業が増えているのに、全然人手が増えない所までは、
他に優先する場所があるんだろうなぁと解釈もできるのだが、
注意まで受けるとよくわからない。

ちなみに、管理部署から注意を受けるので、
仕事としては非常に正しいのだけど、
注意するのは私ではないだろうと言う気持ちになる。

勿論、同じチームメンバーの人は、
かばってくれたりはするのだけど、
私が頑張った結果、嬉しくない人がいるのは事実なのだ。

人の作業はしない方が良いのか

私の結論は、した方がとか考える以前に、
「やっちゃうんだから仕方がない」だ。

別に、感謝されたいとか思ってるわけでもないし、
自分の行動が全員に受け入れられることはない。

「しない方が良いのかなぁ」と悩むなら、
やってから苦痛にさいなまれた方が、
多少マシな感じはする。

ちなみに、苦痛が来ないケースがたまにあって、
自発的にやっていた作業がメインとなって、
元々私がやっていた作業の方に、別に人が入ってきた。

あと、見られてないと思ってたけど、
頑張っていた事は、意外と知られてたりもした。

それは、実態やっていた頃から、
半年とか1年後に分かった事だったので、
今この瞬間、自分の頑張りが伝わってないように感じても、
耐えられそうなら、もう少し耐えてみてもいいかも。

苦痛も何気に受け入れられる

私は、作業をやり続けちゃって、
苦痛が長続きするタイプなんだけど、
「苦痛」とも上手く向き合っていくことはできる。

「長く働くな」と言われるなら、
じゃあ「採用の方法変えていきましょうよ」とか、
働かない方法を一緒に考えていくことはできる。

改善していこうと言う姿勢を見せていれば、
案外、それ以上何も言われなかったりするし、
実際、人が入ってくれたら助かる。

逃げ時も大切

苦痛が来たからすぐ逃げなくても良いけど、
自分の限界とは相談した方が良い。

従業員である以上、会社はいつ辞めてもいいんだから、
(確か、2週間前とかに言えばいいのかな。
 1ヶ月くらい前には言った方がいいだろうけども)
「ダメだ!」と思ったら逃げたらいい。

いきなり辞めろという事ではなく、
辞めるくらいの気持ちなら
「1ヶ月休ませてくれ!」とも言えるだろう。

実際、優しい人は言い出せないのだと思うけど、
優しくない私からすれば、本人が逃げるを選択しないと、
誰も苦痛から逃がしてくれないので、逃げてほしい。

「逃げるが勝ち」って言葉もあるからね。